入国審査・手続きについて 
観光客の事前入国手続きは特に不要です。
リヒテンシュタインは、独立国家でありながらスイスに国防や社会基盤を依存しており、関税協定を結んでいるため、入国に際してはスイス側からなら審査はまったくなしで自由に往来できるのです。
オーストリア側からだと、EU圏外に出る(スイスはEUに加盟していない*1)ということで、いちおうパスコントロールがあります。右の写真は、リヒテンシュタイン側のMaurenからオーストリア側へ抜ける道の検問所です。
車やバスで入国する場合は、高速の料金所みたいなブースをオーストリア側・スイス側と2箇所通過しますので、いったん停止する必要があります。
場合によっては指示に従いパスポートを見せ、スタンプが押されたり(左写真)、トランクを開けたりする必要があることもあります。
「審査」といっても本来の目的は関税を徴収したり、怪しい人物の通過をチェックするためのものみたいです。実際は地元の人や通常の観光客には通るときにたまにパスポートの提示を求められることがあるだけで、ちょっと拍子抜けしてしまいます。
パスポートスタンプがどうしてもほしい方は観光局へ! 

「それではなんだかこの"国"に来た気がしない」なんて思う人は、記念にパスポートに入国印を押してもらうのも良いでしょう。
Vaduz Post(郵便局)裏にある観光局では、2SFr.を支払うと、オフィシャル・パスポートスタンプ(上写真)を押してもらえます。ただ、このスタンプは単なる記念スタンプに過ぎず、ビザ(査証・滞在許可)としての効力などはまったくありませんのでご注意を。
リヒテンシュタイン〜オーストリア国境 
リヒテンシュタイン〜オーストリア国境には、スイスおよびオーストリア税関の検問所があります。
一番交通量の多いのが、シャーンバルド(Schaanwald)国境で、リヒテンシュタインバスも走っています。バス停が前後にありますので、ティシス税関(Tisis Zollamt)で降車して、歩いて国境を渡って、シャーンバルド税関(Schannwald Zollamt)で乗車することも可能です。
歩いて国境を渡る場合でも、パスポートに押される印は車の場合と同じで、車のマーク入り(右写真)の物になります。
ただし、バスの運行間隔が、昼間は20分、夜は1時間程度ありますので、運行時刻はチェックしておいたほうがいいでしょう。シャーンバルド側にはお土産らしきところが1件ありますが夕方には閉まってしまいます。ティシス側には、中華料理と現地料理のレストラン、そしてサンドイッチスタンドがありますので、時間つぶしには良いと思います。
リヒテンシュタイン〜スイス国境 
リヒテンシュタイン〜スイス国境には、国境を示す看板や国旗がある以外は、特に目立ったものはありません。
リヒテンシュタイン〜オーストリア国境となっているライン川にかかる橋の中間に、国境を示す標識や看板がありますので、記念写真でもいかがでしょうか?
査証(ビザ)、税関検査について 
日本とリヒテンシュタイン公国の間には、スイスに準じた査証免除取極めが結ばれているので、スイスと同様6ケ月以内(ただし3ケ月を超える場合は、入国後の申請が必要)の主に観光等の非営利活動を目的とした入国の場合に限り査証の取得が免除されます。就労を目的とした滞在、または6ケ月以上滞在することが前もって明らかな場合は、事前に目的に応じた滞在許可証を取りつける必要があります。
スイスからの出入国に際しては、特に審査を受けることもありませんが、スイス以外の国からの出入国に際しては、旅券等の簡易な審査および税関検査を受けることがあります。入国時、出国時ともに、外貨の持ち込み、持ち出しの制限も申告義務もありません。持ち込みが規制、または禁止されている物には、肉類、銃器、麻薬及び大麻等があります。
(2003年1月現在情報)
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