スイス側から行く場合 
リヒテンシュタインには空港がありません。外国からこの国に来訪する人のほとんどは、スイス側から入国しています。
チューリッヒ空港が一番最寄の国際空港となり、その後電車でサルガンスへ移動する場合がほとんどのようです。
チューリッヒ空港からサルガンスへ 
スイス国鉄(SBB = Schweizerische Bundesbahnen)チューリヒ空港駅(Zurich Flughafen)より、まずチューリヒ中央駅(Zurich HB)行きの電車に乗ります。この電車は10分おきくらいに出ています。チケットは、サルガンス(Sargans)まで買います。往復60SFr.(スイスフラン)です。
チューリッヒ中央駅よりサルガンス行きの電車に乗ります。この電車は昼間は30分に1本、夜になると1時間に1本走っています。乗る電車は、駅の天井からぶら下がっている掲示(上写真)を注意して確認しましょう。時刻表はSBBのホームページから確認できます。
サルガンスを通過する電車は、主にクール(Chur)もしくはオーストリア行きの電車です。
チューリッヒを出て約1時間10分ほど経つとサルガンスに到着します。車内放送は簡素なので聞き流してしまいそうです。
途中2つの湖が進行方向左手に見えてきますので、目安としてはおおよそ2つ目の湖(Wallensee:左写真)を見終わってから15分くらいするとサルガンスに到着します。
駅のホームに到着して電車が停止すると、自分で扉についてるハンドルを回すかボタンを押さないと開かない場合があるので注意が必要です。
サルガンスからリヒテンシュタイン国内へ 
サルガンスから、車体がライム色の車体が目印のリヒテンシュタイン・バス(Liechtenstein Bus)に乗ります。電車を降りて階段を上った右手側にバス停があります。ブックス(Buchs)またはファドゥーツ(Vaduz)行きの系統1(Linie 1)バスに乗ってください。昼間は20分おき、夜は1時間に1本の割合でバスが走っています。
同じバス乗り場から、行き先は同じブックスでも、リヒテンシュタインへ行かないスイスのポストバス(黄色)もあり注意が必要です。バスの車体の色と側面の行き先表示板を確認してください。
ファドゥーツまでは片道2.4SFrです。スイス鉄道の半額パス(Halbtaxabo)も使用可能。タクシーが駅前に待っていることがありますが、タクシーに乗った場合はファドゥーツまで約50SFr.かかります。
バスは途中、トゥルーバッハ(Truebbach)にて右折し、高速道路を跨いだ後、ライン川を渡ったところで国境(右写真)を超えます。リヒテンシュタインのバルザースの街に入り、ザルガンスから約40分で首都ファドゥーツの中心、Post Vaduzに到着します。
降りたいバス停の手前で備え付けの停車ボタンを押して、運転手に降車の意思を伝えます。降りたいバス停がわからない場合は運転手にあらかじめ行き先を伝えて、前の座席に座るのが良いでしょう。
チューリッヒ発終電について 
チューリッヒ発・サルガンス行きで、リヒテンシュタイン・バスに接続する終電は21時33分発のベオグラード行きEuroNight(2002年11月現在)とすこし早いので注意。
この電車は、チューリッヒ中央駅よりノンストップで22時30分頃サルガンスに到着し、22時45分発のリヒテンシュタイン・バスのファドゥーツ行き終バスに接続しています。
ドイツ・オーストリア側から行く場合 
個人旅行でドイツやオーストリア側から電車を利用してこの国を来訪する時、オーストリア最西端の街、フェルトキルヒ(Feldkirch)か、スイスのブックス(Buchs)から来るのが一般的です。
ドイツからは、最南端のボーデン湖(Bodensee)に面した街・リンダウ(Lindau)より、ブレゲンツ(Bregenz)を経由してフェルトキルヒへ行く国際列車が定期的に運行されています。
フェルトキルヒからファドゥーツまで、国境を超えて運行しているリヒテンシュタイン・バス(Linie70-75番)が昼間は約20分おきに運行されています。途中、Schaanを通るので、乗換えをすればスイスのBuch側にも行くことができます。 通貨はスイスフランもしくはユーロで支払えます。ファドゥーツまでは3.6フランです。
バスは、オーストリア国鉄(OBB)のフェルトキルヒ駅正面のバスターミナルより出発しており、途中、オーストリア側の国境の街・ティシス(Tisis)にて入国ゲートをくぐると、リヒテンシュタイン側の国境の町・シャーンバルド(Schaanwald)に入ります。
ここでバスはいったん停止し、税関職員が乗り込んできてパスポートの提示を求められますので、国境ゲートが見えてきたらあらかじめ準備しておきましょう。日本人の場合はほぼ問題なく通過できます。
レンタカーで来る場合 
リヒテンシュタインへはチューリッヒ経由もしくはドイツ経由(ミュンヘンかその辺りの都市)で来られると思いますが、どちらか決まっていない場合は、できれはドイツ側で借りた方がいいようです。私はハーツで借りましたが、見積もりを取ったら、値段がドイツ側で借りると半額近く安くなっています。(できれば、空港から少し離れたところのレンタカーが良い。空港で借りると、空港税として使用額の15%の税金を支払う必要あり)
ちなみに、こちらのヨーロッパカーというレンタカー(ヨーロッパ全土に営業所あり)は、ハーツより安いそうです(但し、ぶつけた時の保険は不利みたいです)。ちなにみ、私はフリートリヒスハーフェンという街(リンダウの左隣)まで、飛行機で来て、そこから借りてます。 (読者よりレポート:2001年)
また、オーストリア側のティシス国境ゲートを経由して入国する場合、入国したとたんにかなりの数のスピードカメラ(オービス)と、赤信号無視監視カメラが設置されましたので、安全運転には気をつけたほうが良いでしょう。(2002年11月情報)
こちら方面に来られる方は、頻繁に雨が降りますので、折り畳み傘を持つようにされた方がいいようです。
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